引っ越し業者を利よする際は、午前便と午後便という2つの選択肢があります。午前便、午後便にはそれぞれ長所短所がありますので、自身に合ったプランをえらぶことになります。自分の生活リズムや引っ越しの準備状況、予算などを考慮し、午前便か午後便を決めると良いでしょう。午前便と午後便の長所と短所を見ていきましょう。
午前便
長所
早めに終わる: 午前中に作業が始まるため、早い時間に引っ越しが完了します。午後の時間を自由に使えるので、必要であれば新居の整理や手続き、または旧居の掃除に使うことができます。
余裕を持てる: 午前便は比較的早く作業を開始するため、もし予定が押しても午後に余裕があり、予期しないトラブルに対応する時間が持てます。
交通の渋滞を避けられる: 朝早くに出発するので、交通渋滞を避けやすく、スムーズに引っ越し作業を進めやすいです。
短所
早起きが必要: 午前便は早い時間に作業が始まるため、引っ越しの準備が前日にしっかり整っていないと、慌ただしくなる可能性があります。
交通の混雑: 特に都心部で引っ越しを行う場合、午前中でも通勤時間帯に重なって交通渋滞が発生することがあります。
午後便
長所
朝の準備に余裕がある: 午後便は、午前中にゆっくりと準備を進めることができ、焦らずに引っ越しを始めることができます。特に、前日までに荷造りが不完全だった場合や、仕事が午前中にあった場合に便利です。
安くなる場合がある: 午後便は午前便よりも料金が安く設定されている場合があります。引っ越し業者によっては、午後の時間帯に空いているため、コストを抑えるために午後便を選ぶことができます。
短所
遅くなりがち: 午後から引っ越しを始めるため、作業が遅れると夕方や夜遅くに引っ越しが完了してしまう可能性があります。特に早急に作業を終わらせたい場合には不向きです。
交通渋滞の影響: 午後便では、帰宅ラッシュなどの交通渋滞に巻き込まれることがあるため、移動時間が長くなる場合があります。
一日の終わりに疲れる: 引っ越しは体力的にきつい作業なので、午後便で作業を始めると、長時間の作業後に疲れが溜まりやすいです。
引越し料金は引越しをする時期はもちろんですが、午前にするか午後にするかで料金が変わってくることが多いです。アートやアリさんやサカイなどの大手の引越し業者ですと、午前便と午後便に分かれていて、基本的に午前便のほうが料金が高めです。
高い理由は多少料金が高くても、午後便よりも午前便のほうを選ぶ人が多いからです。午後便というのは午前の作業が終わった後から始まりますので、作業が開始する時間もはっきりしません。その上、午後だとバタバタして荷解きや家具の配置などの時間も削られますし、近所への挨拶なんかも当日にできないこともありますからね。
ただし、大手業者と違い、赤帽引越しの場合は、午前も午後も基本的に同一料金です。日曜や午後10時以降はなどは割増料金が取られる場合がありますが、午前・午後同一の料金というのは個人経営、宅配業者の赤帽ならではだと思います。